以前に人々の生き方が
悟性魂(ごせいこん)から意識魂(いしきこん)へシフトしている
と紹介しました。
悟性魂(ごせいこん)とは外の権威に合わせる心のあり方・・・
つまり答えが外にある
悟性魂の時代は外の権威に合わせればよかったので、
迷いや悩みも少なかったと思います。
意識魂とは外の権威に合わせるのではなく、ひとりひとりが自分の内に根拠を見出して、
それに従って行動できる心のあり方・・・
意識魂の時代では、ひとりひとりが自分の内に根拠を見出して、
生きていく時代。
ひとりひとりが自分の内に根拠を見出す・・・
「この生き方でいいのだろうか・・・」
と
迷い、悩み、苦みます。
で
誰かにアドバイスを求めて相談します。
そのときに何を話すか。
おもしろいことに相談した相手の答えでその人が
どういう生き方をしているかがわかります。
例えば
「やはりお金を稼げる職業といえば○○があるから、○○を目指すのがいいね」
「人を大事にしなければいけない。お金儲けなど二の次だよ。人を大切にする生き方がいいよ」
「やっぱり女の子は嫁にいけてナンボだよ。しっかり殿方に気に入られる振る舞いをするのがいい」
など具体的にアドバイスする人・・・・
悟性魂の生き方をしている人と感じます。
または
真に意識魂の生き方をしていない人。
自分の内の根拠を人にアドバイスしても自分の内の根拠なので
その相談相手に合うとは限らない・・・
意識魂の時代では、ひとりひとりが自分の内に根拠を見出して、
生きていく時代です。
だからアドバイスを求められても真に意識魂の生き方をしている人は
こういうはずです。
「キミの好きなように生きたらいいよ」
「好きにすればいい」
ひとりひとりが内に根拠を見出すのに、アドバイスなどできるはずがないのです!
それがわかっているから、真に意識魂の生き方をしている人
もっと簡単にいうなら自由に生きている人は
意識魂の生き方を知っているから
「好きにすればいいさ」
と言うはずです。
でも、自分の生き方がこれでいいのか・・・
自分の選択は間違っていないだろうか・・・
ひとりひとりが自分の内に根拠を見出す・・・
「この生き方でいいのだろうか・・・」
と
迷い、悩み、苦み
そして相談する・・・
で返ってくる答えが
「好きにすればいい」
だと、何か無関心な感じがします。
愛の無い答え方だなぁと思います。
「もっと心から関わろうよ」
と思ってしまいます。
私が相談されたときの答え方。
「キミはどうするのかいいと思っているの?」
の一言です。
「○○がいいと思っているんだけど・・・」
という答えが返ってくれば
「それいいね。それいいよ」
というやり取りをすると思います。
意識魂の生き方は孤独です。
自分自身の内に根拠を見出すので孤独です。
「この生き方でいいのだろうか・・・」
と迷い、悩み、苦しんでいる人に
「その生き方でいいんだよ」
と言ってあげられる人。
そういう風に人と接することが出来る人
「キミなら大丈夫。僕はそれを信じて疑わない。」
とそばにいる人が必要だと思います。
相談にアドバイスは必要ない。
アドバイスなんていらない。
相談者の孤独を取り除くように、そばにいる
それが一番重要ではないかと思っています。
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