人々の生き方の大きな変化・・・
それは自由に生きれるということ。
第二次世界大戦では天皇に背くものは非国民を非難を浴び、世間から白い目で見られ
結婚も親同士が決めたものに従うのがその時代の生き方でした。
高度経済成長の時代では
年功序列の終身雇用制度で社長の権力に従い、仕事をこなす。
結婚はお見合いが大半を占めていたと思います。
そして現在・・・
すべてにおいて自由に生きれる風潮があります。
結婚も当人同士の自由です。
かつてあった家柄がどうのこうのなんで関係ありません。
今は誰が社長の権力に従って仕事しているでしょうか?
年功序列の終身雇用制度も崩壊し、転職も当たり前になっています。
この
自由に生きれるということ
は別の方向から見ると、
自らで生き方を決めていかなくてはいけない
ということと思います。
以前は決められた線路を一生懸命頑張ればよかった。
でも
今は線路がありません。
頑張るにもどう頑張ればよいのかわかりません。
自分のやりたいことが見つからない・・・
引きこもりやニートの若者の言葉です。
自分で行生き方を決めるというのは自分で行き方を創り出していくということと思います。
創造・・・
よく芸術の分野で使う言葉です。
自由に生きる、創造する生き方はどうすればよいかを芸術の分野の話から得たヒントを
紹介いたします。
私は高校時代のサッカー部の同期に誘われてフットサルをしています。
team-Bというチーム名なのですが
そのチームにデザインが得意な友人がいて、チームロゴを作ってもらいました。
ライオンのB
すごいと思いませんか?
Bの中にライオンが見えるのです。
友人にその創造の方法を教えてもらいました。
それは
「手で考え、心で創る」
ということです。
彼のスケッチブックには鉛筆で数十枚の下書きがありました。
手を動かして、ひたすら書く・・・
その中から、だんだんと創り上げていく・・・
この方法は創造的に生きる方法にも役立つのではないでしょうか?
創造する生き方では生きる道がハッキリ決まっていて
その上を歩く生き方ではなく、いろいろなことにチャレンジして
少しずつ自分の生き方を方向付ける生き方ではないか?
と思っています。
やりたいことがないから何もしない。
というのではなく
やりたいことがないから、あえて、いろいろなことをやってみる
と思うのです。
趣味にしても、仕事にしても、恋愛にしても
スケッチブックに何十枚と下書きを書くように
どんどんやってみるのがよいと思います。
失敗し、傷つき、挫折もあるかもしれません。
ただ、その中から学びがあり、その後は修正し、さらにいい生き方が
できると思うのです。
すべてを完璧に・・・と行動を起こさない人がいますが
とりあえずやってみる
という生き方が良いと思っています。