引きこもりはなぜ起こるのだろう・・・
先日も30歳の引きこもりの男性がインターネット契約を打ち切られたことで
家族を殺傷する事件が起こったばかりです。
まずはこちらの本に書かれていたこと
この本では、昔から引きこもりはあった。
ただ、昔は人と接することが苦手な引きこもりの人でも
農業、林業、漁業などの第一次産業でもくもくと社会で活躍できる場があった
と書かれていました。
現在では第一次産業は機械化され人の手が要らなくなった。
そしてほとんどがサービス業などの第三次産業へとシフトしていった。
引きこもりの人が社会に出にくくなっていった・・
なるほどなぁ・・
そういう考えもあるなぁと思わされました。
でも
だからといって引きこもりは引きこもりとして産まれて
引きこもりとして生きていくのか。と思うと寂しくなります。
続いてこちらの本
これは衝撃的なタイトルです。
現在の高齢化社会の現実を書いた漫画です。
これは衝撃・・・
読めば読むほど20代、30代の若者の生きる気を失わせる統計などが
載っています。
働けば働いただけ豊かになれた高度成長時代とは異なり、
働けど働けど豊かになれない・・・
高い健康保険料、年金保険料、そのほかの税金・・・
ワーキングプアになってしまう理由が書かれている漫画でした。
こんな現実だからこそ、働く意欲もなくなって引きこもりになるのかぁ・・
と思わされる一冊でした。詳細は一読ください。
20代、30代は一度読んでも良いと思います。
今まで以上に政治に関心が出ると思います。
出生率が2.08を下回れば人口が減少すると分かっていたはず・・・
それをそのままの制度で運用し、莫大な借金をつくり、
次世代に借金返済の負担をかける・・・
あとがきで著者は
高福祉予算のために莫大な国債の発行をした
民主党政権を批判されていました。
日本は間違った方向に舵を切ってしまったと・・・
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