木曜日と金曜日のお昼休みの時間を使って
デイサービスの機能訓練に行っています。
デイサービスの機能訓練(リハビリ)は私が治療院で行なっているものとは
まったく違ったものになります。
まず何が違うのかというと
治療を受ける側の意識です。
治療院で行なう治療は基本的に
「治療してほしい」
と思って来院される方しか来られません。
しかし、デイサービスの方は必ずしも「リハビリしてほしい」という人だけでは
ありません。
「リハビリしてほしくない」
という方もいらっしゃいます。
でも、身体の機能維持、向上のためには機能訓練(リハビリ)が必要です。
今までは
「○○さん、身体を動かさないと動けなくなるからリハビリしましょう」
と言って説得していましたが、これが上手くいきません・・・
拒否されたりします。
なぜだろう?
と思って考えていましたが、最近になって少し原因がわかりました。
それは
利用者さんの感情が邪魔をしているのではないか
ということです。
日に日に衰えていく自身の身体への不安、悲しみ、怒り・・・
日に日に認知症が進んでいくことへの不安、悲しみ、怒り・・・
死に直面していることへの不安、悲しみ、怒り・・・
家族に迷惑がかかっているのでは?という自身への不安、悲しみ・・・
自立したいのに介護職の人にお世話になっている自分への悲しみ、怒り・・・
そんな感情がリハビリ拒否につながっているのでは?
と感じています。
「もういいわ!!」
と反発という形になったり
「やってもどうせ無駄だ・・・」
とあきらめという形になったりしていると思っています。
最近はSAT法というカウンセリング技法を使って、
利用者さんと会話しています。
「これからカウンセリングします。」
という形ではなく、さりげなく会話の中にカウンセリング技法を使います。
SAT法の目的は感情の開放です。
不安、悲しみ、怒りといった感情をカウンセリングによって開放します。
開放すると、それまでかかっていたストレスから開放され、涙されることもあります。
(実際、利用者さんを二人泣かしてます[emoji:i-229])
ストレスから開放された利用者さんとはラポール(信頼関係)が築け、
機能訓練(リハビリ)への誘導がしやすくなります。
私は病棟看護師を経験したわけではないのですが
入院患者さんも病気への不安、悲しみ、怒りの感情で看護拒否や受診拒否を
おこしたりするのではないでしょうか?
(あくまで私の想像ですが・・・)
パーソナルモチベーターとしての生き方・・・
これからも追求していきたいと思います。
TITLE:
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おはようございます。お忙しいのかな?
投稿情報: R, | 2009/10/16 06:57
TITLE: Re: タイトルなし
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Rさん
コメントありがとうございます。
ブログの読者も多く、発言には気をつけないと・・・と思っているとなかなか書けませんね。
ネタはたくさんあるのですが、森田鍼灸接骨院のブログとして発言してよいものか・・・
匿名ならどんどん言いたい放題なんでしょうけど、発言には責任持ちます!
Rさん、朝早起きですね[絵文字:i-179]
投稿情報: 森田 康裕 | 2009/10/16 16:06
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仕事の時はいつも五時半に起きて、ちょっとぼーっとして、子供のお弁当作って、朝風呂入って出勤です[e:465]発言はむずかしいですね。ファイトです[e:281]
投稿情報: R, | 2009/10/16 19:58