先日は
なぜ、家庭内暴力から逃げ出さない女性がいるのか
ということを紹介しました。
今日は、引きこもりやニートになる理由を考えてみました。
日本では義務教育で小学校、中学校と教育を受けます。
国語では国語の教科書が配られ、先生が教えてくれます。
数学では数学の教科書が配られ、先生が教えてくれます。
また、子供のころに水泳やピアノなどの習い事、私の場合は少年サッカー団に入っていましたが
水泳教本、ピアノ教本、サッカー教本などを読み、コーチが
「こうした方がいいんだよ〜」
などと教えてくれたものです。
では
仕事に対する考え方や選び方は教えてもらいましたか?教本を読みましたか?
人とどう接してコミュニケーションをとったらよいか教えてもらいましたか?教本を読みましたか?
私は教えてもらいませんでしたし、教本も買いませんでした。(買えませんでした)
自分は何で人と接するときはこうで、仕事に対する考え方はこうなんだろう・・・と疑問に思いました。
そして一つの答えが出ました。
すべては育った環境で決まると。
仕事の仕方や選び方、人とのコミュニケーションの取り方は
教育では教えてくれません。
自分で学ばなければ、両親が見せる姿勢によって変わると思うのです。
父親が仕事にやりがいも感じず、家に帰って愚痴をこぼしたり
母親が姑との関係をわずらわしく思って、接しなかったり、
近所付き合いがわずらわしく思って、接しなかったり・・・
子供はどう思うでしょう。
仕事って面白くないんだ・・・・
人と接するのって面白くないんだ・・・・
って
思いませんか?
だから、親は仕事にやりがいと誇りを持ち、楽しく仕事をしないといけないと思います。
すべてのコミュニケーションは面白く楽しいものにしないといけないと思います。
もっと言うと
「生きるって楽しいことなんだよ」
という姿勢を見せて、教えてあげないといけないんじゃないかと思っています。
「生きるってつらいことなんだ」
って思わされれば、引きこもりになったり、ニートになって当然だと思います。
皆さんに院長森田の「楽しさ」は伝わっていますか?
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