一日一回のブログ更新が難しくなってきています。
今日はかなり難しい話。
心の問題をテーマに記事を書きます。
前からずっと不思議に思っていること・・・・
それは
・なぜ男性に貢ぐ女性がいるのか
・なぜ家庭内暴力から逃げ出さないのか
ということです。
「その考えは間違っているよ!」
と何度本人を説得しても聞く耳を持ちません。
結局その女性は今も私から見ればツライ状況に身を置いています。
「何でかなぁ」と疑問を持ちつつ先日ある本を読みました
貢ぐ女性がいるのは、
その両親から受けてきた育ち方に原因があるといいます。
・学校に行くお金は自分で稼ぎなさい。そうでないと私の子供ではないよ。
とか
・テストでいい点取れないなら、家には上がらせません。
・○○学校に行けないのなら、私の子供ではありません。
など
常にある条件を満たすときのみ両親からの愛が受けられる育ち方をした子供は
自分が誰かから愛情を得たいと思ったときに、自分も代償を支払わなければならない
と思うようになるそうです。
「お金を渡さなかったら、恋人じゃないよ」
↑に書いた両親からの条件付の愛のセリフに似ていませんか。
「アンタなんか生まれてこなければよかった」と親から言われ続けきた子や
虐待を受けてきた子は、大きくなって歪んだ恋愛観や人間関係を持つようになるそうです。
たとえば、親から殴られていた女性は、
暴力の中に愛情を感じる
という錯覚に陥ったりするそうです。
貢いでいる女性、殴られている女性本人が
「これが本当の愛なんだ」
と錯覚しているだけなのです。
いくら説得しようとしても、聞く耳を持たないはずです。
本人がそれが一番いい!と思っているのですから・・・
では、そんな不幸(私から見てツライ状況だが、本人はおそらくそれが幸せと思っている)に
陥らないにはどうすればよいか。
それは、
・家族の無条件の愛
と、
・両親、兄弟、祖父母の振る舞い
にあるそうです。
・○○学校に行けなくても、おまえは私達のかわいい子供だよ
とか
・たとえ何があっても、お前達は私の子供だ
など、無条件に子供を愛することが必要といわれています。
さらに、
父親が母親に暴力をふるっていたり、母親が兄貴を殴っていたり、
お爺ちゃんがお婆ちゃんをケンカしていたり、
そういう振る舞いを見て子供は育ちます。
暴力をふるうのが当然。
ケンカしていて当然。
という意識を持たせてはいけないのです。
両親がお互いに仲良く、愛し合って、お爺ちゃん、お婆ちゃんもそうで、
兄貴も姉貴にも優しくて、もちろん子供本人にも優しくて
ということをしていると、子供はそれが本当の愛だと認知するのです。
本当の愛を知っていれば、歪んだ愛にはまることはありません。
実は、私は両親から怒られたことがありません。
両親は
「お前は何も悪いことをしてこなかったからな」
と言いますが、
「そんなこともないだろう。」
と思っています。
進路に関しても、好きにさせてもらいました。
本を読んでいて、
「あぁ、僕のオトンとオカンは無条件の愛で育ててくれたのかなぁ」
と思うようになりました。
愛=無条件の愛
で育った私・・・
だから、貢ぐ女性、殴られる女性に
「貢ぐのはおかしいよ!殴られるのもおかしい!」
と何度も言っていたと思います。
愛=条件付の愛
で育った彼女たちにしたら
「なんで森田君そんなこと言うの?」
と言われそうですね。
現在独身で自分の家族はいませんが、
もし家族ができるようなことがあれば
今の両親から受けていた愛をそのまま
自分の家族にも与えることができたらなぁと思っています。
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