100年に一度と言われている大不況。
GMの倒産も免れないようです。
私の友人たちも社会人4,5年目となり、がんばっています。
先日は「ビジネス脳を磨く」という本を紹介しました。
「新しい価値を生み出す人が必要とされている」とのことでした。
今日紹介する本は現在の社会で起きている現象を分析し、
具体的にはどのようなことをすれば良いのかを紹介している本です。
これからの時代私達の未来は次の3つの問いに対する答えで決まるというのです。
①この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか?
②この仕事は、コンピューターならもっと速くやれるだろうか?
③自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか?
①は小麦などの穀物だけの輸入だけでなく、海外に生産工場が移転している現実もあります。
さらに最近ではインターネット情報社会で、コンピュータープログラマーでさえ、インドの優秀で安い賃金の人が使われるようになってきています。
②はコンピューターができる分だけ、人の手がいらなくなってきているということです。
私も自営業にあたりますが、税金計算をパソコンで行なっています。
一昔前までは税理士さんの独占業務であったことが、会計ソフトの出現により、税理士さんの仕事が減っているというのです。
③はたとえば車です。
現在までは車の性能が向上するような車の生産方法でした。
しかし、現在では、デザインまでもが重要視されるようになっています。
日産のマーチはモデルチェンジしたときには、ものすごくかわいいデザインになりました。
荷物や人を運ぶといった目的以外にも、可愛さやかっこよさなども重要なものになっているというのです。
①の質問=YES
②の質問=YES
③の質問=NO
の人は今後苦しむことになるだろうと紹介されています。
「なるほどなぁ」とおもったので、紹介させていただきます。
一度読む価値のある本だと思います。
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 (2006/05/08) ダニエル・ピンク 商品詳細を見る |
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。