昔、サッカーのコーチから「森田は理屈っぽい子供だなぁ・・・」
といわれたことがあります。
自分でもそう思います。
高校までは
「なぜそうなるのか?」
という理屈を解くのが好きで理数系に進学していました。
で
現在でも
「なぜこの治療をしないといけないのか?」
「この治療をするとどうなるのか?」
「もっとも早く治すにはどのようにすればよいか?」
などを考えるが好きです[emoji:i-179]
そんな私がもっとも苦手としていたもの
それが、
理屈ではよくわからない
「人間関係、友人関係、恋人関係、友情、愛情、憎しみ、いらだち」
といった人間の感情を伴った行動です。
そこで、理屈っぽい私が理屈ではわかりにくい事柄を
「これはこうだ!だからこうするんだ!」
という一つの答えを見つけたものを紹介いたします。
今日は第一回目
「なぜ、あいさつをしないといけないか?」です。
あいさつしなくても生きていけます。
医療でも介護でもそんなものは無くても仕事に支障ないと思います。
家族でも家にいて、帰ってきて、あたりまえです。あいさつなど別になくてもいいと思います。
なぜ、あいさつが必要なのか。
そのことが書いた本がこちら
人にあいさつする、声をかけるという行為は
「その人の存在を認めている行為、承認している行為」というのです。
だから、あいさつをするのです。
さらに声かけをして相手の存在を認めるのです。
さらに相手のことを褒めると相手の存在をさらに認めていると言えるそうです。
これはマズローの人間欲求の3つ目、4つ目に当たります。
①生理的欲求
生命維持のための食欲・性欲・睡眠欲等の本能的・根源的な欲求
②安全の欲求
衣類・住居など、安定・安全な状態を得ようとする欲求
③所属と愛の欲求
集団に属したい、誰かに愛されたいといった欲求
④承認の欲求
自分が集団から価値ある存在と認められ、尊敬されることを求める欲求
⑤自己実現の欲求
自分の能力・可能性を発揮し、創作的活動や自己の成長を図りたいと思う欲求
だから、あいさつしないといけないのです。
声かけしないといけないのです。
あいさつ、声かけは
「相手の存在を承認している行為」なのです。
仮面夫婦をいう言葉があります。
夫婦ケンカもせず、あいさつも声かけもしない・・・
ケンカをしているほうがマシです。
ケンカ行為自体が相手の存在を認めているわけですから。
空気をして扱っているようでは、家族として、夫婦として、問題があるように思えます。
人に嫌われる方法。
それは
「仮面夫婦になることです。」
相手の存在を無視して、空気のように扱うと嫌われることができます。
あいさつに反応しない。
メールに反応しない。
話しかけられた言葉に反応しない。
といったことをすれば一瞬で嫌われることができます。
一人ぼっちで生きていきたくない。
でも、なぜか嫌われている気がする・・・
という人もいると思います。
そんな人にオススメなのがこちらの本
認められたい。
理解されたい。
わかってもらいたい。
という人にはオススメの本です。
家族、配偶者、友人、子供への接し方が具体的に書いてあり
「なるほどなぁ」
と思わされました。
これからも理屈でわかりにくいことを理屈で紹介していこうと思います[emoji:i-179]