一般の方でも救命の講習を受けたり、資格を取ることができます。
主に
①京都市消防局が行なっている救命講習
と
②日本赤十字社が行なっている救急法基礎講習、救急法救急員養成講習
があります。
京都市消防局が行なっている救命講習には普通救命講習と上級救命講習があります。
普通救命講習は、応急手当のうち,特に生命を救うために最低限必要な、
AEDの使用方法を含めた成人に対する心肺蘇生法(胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸)と
止血法を学ぶ講習です。(約3時間)
上級救命講習は、普通救命講習の内容に加え、小児,乳児に対する心肺蘇生法や
骨折などの外傷の手当、搬送法など、更に幅の広い応急手当を学ぶ講習です。
(約8時間)
講習を修了すれば修了証がもらえます。
詳しくは
京都市消防局、救命講習会のご案内のページへ
日本赤十字社が行なっている講習に救急法基礎講習と救急法救急員養成講習があります。
基礎講習では、手当の基本、人工呼吸や心臓マッサージの方法、AEDを用いた除細動などを習得できます。
受講後に検定があり、検定に合格すると、赤十字救急法基礎講習修了者認定証がもらえます。
救急員養成講習では、日常生活における事故防止、止血の仕方、包帯の使い方、骨折などの場合の固定、搬送、災害時の心得などについての知識と技術を習得できます。
ただし、救急員養成講習は救急法基礎講習を修了していないと受けられません。
受講後に検定があり、検定に合格すると赤十字救急法救急員認定証がもらえます。
詳しくは
日本赤十字社 京都府支部のホームページへ
資格としては日本赤十字社が行なっている方が公的資格として認められることが多いです。
履歴書にも書けます。
私が救急法救急員養成講習を受講したときは、航空関係に就職したい学生さんが多くいました。
お客さんの命を預かる身分になるためか、就職に有利になるみたいですね。