先日は学校の先生との会話の中から自分かわいいは絶対ダメという記事を書きました。
今回は「自分かわいい」の具体的な例を感じることがあったので
それを紹介いたします。
よく物事を行なう前にこういう発言を耳にします。
「私、よく分からないので・・・」
「私、人前ではうまく話せないので・・・」
もちろん本当に出来ないことであれば仕方ないと思うのですが、
出来るのに、失敗したときの言い訳を先に言っておいて、
自分を楽にしてしまおう
という意図が感じられます。
先に出来ないことをかもし出して言うことで、自分を守る・・・
これも
相手のことよりも、自分の方が大切
という裏が読み取れてしまいます。
自分の責任になるのが嫌。
(やらされているので責任は私にはない。)
出来ないんだけど、やらされている。
(だから出来ないことを分かってほしい。)
(出来ないのにやらされていて私ってかわいそうでしょ。)
そんな裏が読み取れてしまいます。
人と会うのが苦手という人がいます。
私は人と会うのが苦手という人も自分かわいいの人と感じています。
人前に出ると人にどう思われているのかが気になって・・・・
人前に出ると緊張するんです、だから人と会うのが嫌なんです・・・
という人がいます。
残念ながら自分に意識が向いていて、相手に意識が向いていません・・・
自分がどう思われるかに意識が向いていて、相手と良いコミュニケーションを取ろうという
気持ちがありません。
緊張する自分に意識が向いていて、相手のことを思っていません。
自分がどう思われるかよりも相手とどうしたら良いコミュニケーションがとれるかを
考えるべきです。
自分のことがどうでもよいくらい、相手のことを考えてみると、自分のことなんて
どうでもよい感覚になります。
緊張する自分が気にならなくなるくらい、相手のことを考えてみてください。
自分かわいいの人は以前に何かしら言葉で傷ついた人かもしれません。
人から傷つけられた人かもしれません。
だからといって
傷付けられた相手以外の人にも、心を開かない、意識を向けないというのは
よくないと思います。
大勢の人の前で話すのが、嫌。
これも
自分が大勢の人にどう思われるのか
ということではなく
どうしたらその大勢の人のためにいい話が出来るか
というだけに意識するべきです。
おかげで私は大勢の前でも話すことができるようになれました。
大勢の人のために良い話が出来るか
大勢の人には喜んでもらえるにはどうしたら良いか
大勢の人に楽しんでもらえるにはどうしたら良いか
ってことだけを意識しています。
自分のことなんてどうだっていいんです。
相手に喜んでもらえれば・・・・
相手にためになる話ができれば・・・
そんな気持ちで話してみてください。
そうすれば自然と
笑顔で挨拶ができます。
大きな声で話すとこができます。
小さな声だと伝わらないので、自然と相手に伝わる大きさの声になります。
落ち込んでいる人と接するときには
落ち込んでいる人と接する話し方ができます。
相手のことを考えれば陽気に接せるはずがありません。
話し方、しゃべり方、聞き方、コミュニケーションの取り方・・・
いろいろな本が出ています。
いっぱい読みました。
挨拶は笑顔で
大きな声で
ジェスチャーを加えて
etc・・・・
方法論が書いてある本ばかりです。
でも
はっきり言って
相手のことを考えて、どうしたら上手く伝わるだろう
と考えたときに結局は
挨拶は笑顔で
大きな声で
ジェスチャーを加えて
etc・・・・
というのは
あたりまえのこと
なんです。
相手のことを考えれば
あたりまえのこと
なんです。
話し方セミナー
話し方の本
は捨ててもいいです。
私もとことんそういう本を読んで
どうしたら良いコミュニケーションがとれるだろう
と考えていましたが
結局はその人に気持ちなんです。
笑顔で挨拶する→相手によく思ってもらえる
ではなく
相手のためにどうしたらよいだろう→笑顔で挨拶する
ということなんです。
話すのが苦手という方は
自分より相手に意識を向ける
というのを意識されることをオススメします。
以前から100%相手に意識を向けるとこのブログでも紹介しています。
緊張する自分よりも相手のほうが大切だ。
と思った瞬間に
緊張する自分よりも
相手にどう話してあげたらいいか
もちろん話し方も内容も、どういうのがいいのか
に意識が向きます。
今日のブログ記事は私がコミュニケーションを考えてきて出た結論を
書きました。
これは私が自分の問題、課題としてずっと取り組んできての結論です。
読んでいただいている方への何かしらの気付きになれば幸いです。